日本の食の課題

日本の食の課題

捨てられている食べ物

  • まだ食べられるのに廃棄される食品

    年間500万~800万トン

  • 日本のコメ収穫量

    年間約850万トン

  • 世界全体の食糧援助量

    年間約400万トン

日本の食資源と食品廃棄物の図

食品ロス:まだ食べられるのに廃棄される食品

(出典:「食品ロス削減に向けて」農林水産省)

食品関連企業で食品ロスが生まれる理由

  1. 賞味期限の設定と表示の方法
    • 企業が消費者の意向を先読みして、賞味期限を最短(品質保持期間の8割)にしている。
      賞味期限 = 品質保持期間 × 安全係数(1~0.8)
    • 製造年月日が記載されていないので、賞味期限を過ぎたものに対して、消費者が独自の判断をすることができない。
  2. 納品期限切れ食品や販売期限切れ食品等の慣行的な返品(※3分の1ルール)
  3. 新商品販売や規格変更に合わせて、店頭から撤去された食品(定番カット)
  4. 製造過程での印字ミス、流通過程での汚損・破損などの規格外品

3分の1ルール(食品流通業界の商習慣)

  • 納品期限:小売業者に渡す期間は、賞味期限の3分の1以内とするもの
  • 販売期限:小売業者が店頭に置く期間は、次の3分の1(賞味期限の3分の2)以内とするもの

3分の1ルール(食品流通業界の商習慣)の図

一般家庭で食品ロスが生まれる理由

家庭から出される生ごみの22%は手つかずの食品。その4分の1が賞味期限以前に捨てられています。

家庭から出される生ごみの内訳図

家庭で生まれる食品ロス(200万トン~400万トン)の内訳

  • 作り過ぎによる、食べ残し
  • 買い過ぎによる、冷蔵庫などに保存したまま賞味期限切れ

家庭から出される手つかずの食品は生ごみとして焼却、廃棄され、再活用、再利用されません

不足している食糧

日本の食糧自給率(カロリーベース)は先進国中で最低水準

平成22年度の日本の食糧自給率(カロリーベース)は、39%(農林水産省資料)で、食料の約6割を海外に依存しています。

社会情勢の変化による貧困層の増加や福祉関連助成の減少

 日本においても、格差拡大の傾向にあり、相対的貧困率(可処分所得が全国民の中央値の半分に満たない国民の割合)は年々上昇し、2014年には16.1%になっています。

また、子ども(18歳未満)の貧困率は16.3%と、6人に1人が満足に食事をとれない深刻な状況です(2014年7月 厚生労働省「国民生活基礎調査」)。

世界的に見ても、日本の相対的貧困率はOECD34カ国中6番目に高くなっています。

財政赤字削減のため、福祉関連の助成が制約を受けて、福祉団体の経営においても苦しい状況となっています。

Translate »